Healey教授講演会「CALMS モデルによる吃音のアセスメントと臨床」

2011年11月8日
 従来,吃音の臨床は,吃音の言語症状の軽減・改善に主眼がおかれてきました。しかし近年では,吃音の言語症状だけでなく,全般的な認知能力や言語能力,口腔運動能力,それから吃音に対する知識・認識面,行動面,心理・感情面,社交性,環境要因などといった様々な要因を包括的・総合的にアセスメント・臨床を行う「多面的モデル」が提唱されるようになりました。そこで今回は,「多面的モデル」を提唱している第一人者で,ネブラスカ大学リンカーン校教授のDr. E. Charles Healey氏をお招きし,多面的モデルの1つであるCALMSモデルによる吃音のアセスメントと臨床についてご講演いただきます。この講演会は,広島,福岡,大阪の3会場で開催いたします。大変貴重な機会ですので,どうぞお誘いあわせのうえお越しください。

会場案内

各会場では、E. Charles Healey 教授の講演に併せて 以下の講演が行われます。
◇広島会場 12月4日(日) 13:30~17:00(13:00開場)
広島大学教育学部 L205号教室
〒739-8524 東広島市鏡山1-1-1(広島大学総合博物館階上)
(広島大学東広島キャンパス内)

川合 紀宗(広島大学)
「吃音の包括的・総合的アセスメントの重要性」
◇福岡会場 12月7日(水) 18:00~20:00(17:40開場)
福岡教育大学附属教育実践総合センター2階大III教室
〒811-4192 福岡県宗像市赤間文教町1-1
(福岡教育大学キャンパス内)

見上 昌睦(福岡教育大学)
「言語症状、環境調整、本人の反応にアプローチした学齢期吃音児の指導」
◇大阪会場 12月10日(土) 13:00~16:30(12:30開場)
大阪医療福祉専門学校 3階大教室
〒532-0003 大阪市淀川区宮原1-2-14
(大阪医療福祉専門学校内)

氏平 明(豊橋技術科学大学)
「吃音者と非吃音者の非流暢性の音声学・言語学的側面」

お問い合わせ 広島大学大学院教育学研究科附属特別支援教育実践センター
〒739-8524 東広島市鏡山1-1-1
TEL & FAX: 082-424-7179
Email: csnerp@hiroshima-u.ac.jp (担当:川合・大鹿)
その他 入場は無料です。事前予約も不要です
日本語通訳あり
(当日は混雑が予想されますのでお早めにお越しくださいませ。全員分の座席 が確保できない場合もございます。何とぞご了承くださいませ)


なお、詳細につきましては以下のPDFファイルをご覧ください。
http://www.psj.gr.jp/jpn/documents/healey2011.pdf