‘会員の皆様へ’ カテゴリーのアーカイブ

『音声研究』第21巻第1号発行遅延について

諸般の事情により第21巻第1号の発行が遅れていますことをお詫び申し上げます。もうしばらくお待ちください。

編集委員会

Spencer D. Kelly先生とYukari Hirata先生(コルゲート大学)の講演会のお知らせ

この度、上智大学にてSpencer D. Kelly先生とYukari Hirata先生の 講演会を開催いたします。
(理工学部情報理工学科および国際言語情報研究所音声学研究室が主催。)

Spencer先生は心理学と神経科学を、 Hirata先生は言語学を専門にコルゲート大学で研究されており、 Hirata先生は上智大学でグローバル・メンターもされています。
皆さまのご参加をお待ちしております。
※事前申し込みの必要はございません。


コーディネーター(問い合わせ先):荒井隆行(arai@sophia.ac.jp
主催:上智大学理工学部情報理工学科(荒井研究室)、上智大学国際言語情報研究所音声学研究室
共催:日本音声学会
後援:日本音響学会音声コミュニケーション調査研究委員会、上智大学ダイバーシティ推進室

日本音声学会 2016年度学術研究奨励賞について

  • 成果の名称:「声道模型とそれを用いた音声教育のための電子教材Acoustic-Phonetics Demonstrations」
  • 応募者:荒井隆行(上智大学理工学部)
  • 推薦者:川原繁人(慶應義塾大学言語文化研究所)
(授賞理由)
 荒井氏は、すでに千葉・梶山が測定した声道データに基づいた声道模型を復元し、国内外の多くの教育機関、研究機関、あるいは博物館等で採用されて、音声学の教育に多大の貢献をするとともに、千葉・梶山の先駆的業績の発信に寄与してきた。近年では、さらにホルマントとの関係をより直感的に把握しやすい3管声道モデルやスライド型モデルなどへの拡張、また3Dプリンタの出力用STLファイルの公開など、音声教育用教材の開発をいっそう発展させている。
 また、音声生成の音響的かつ音声学的教育のためのデモンストレーションをWeb上で公開するなど、社会の多くの層に音声生成の仕組みを理解してもらうというソフト面での貢献も大きい。さらに、これら教材開発、教育方法の内容は、国際会議等の発表や論文化がなされており、国際的業績も大である。
 以上の理由から、荒井隆行氏の「声道模型とそれを用いた音声教育のための電子教材」を2016年度の授賞としたい。

日本音声学会賞

訃報(藤村靖先生)

 音声科学に多大なる足跡を残された藤村靖先生が3月13日に永眠なさいました。先生は東京大学医学部附属音声言語医学研究施設教授、ベル研究所研究室長、オハイオ州立大学教授を歴任され、最近は米国ハワイ州コナ島にてご療養中でした。
 先生の業績を称えて企画された音声研究19巻2号の特集「音声科学の最前線:C/Dモデルその音声学・音形論への衝撃」は、後進諸氏の研究心を常に刺激し続けてくださった先生の貴重な形見となりました。
 心から哀悼の意を表すとともに謹んでお知らせ申し上げます。
日本音声学会 会長 今泉 敏



Prof. Osamu Fujimura
Photo by Donna Erickson (Dec. 1, 2016)

学術研究奨励賞の応募締め切りを延長します

日本音声学会会員各位

日本音声学会学術研究奨励賞に関して、応募の締め切りを1月20日(金)に延長することとなりました。音声学の発展と普及に貢献する研究・教育関連の業績・活動について、ぜひ広く賞に応募いただきますようお願いいたします。

応募要領はこちらをご覧ください。
日本音声学会学術研究奨励賞 2016年度応募要項

Arthur G. Samuel先生(ニューヨーク州立大学)の講演会のお知らせ

この度、上智大学(上智学院男女共同参画推進室)では、日本音声学会および日本音響学会音声コミュニケーション調査研究委員会の後援のもと、Arthur G. Samuel先生の講演会を下記の要領で開催いたします。

Samuel先生は、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校心理学科で認知科学を研究されており、上智大学でグローバル・メンターもされています。
皆さまのご参加をお待ちしております。
※当日参加も可能ですが、出来るだけ事前申し込みをお願いいたします。


コーディネーター(問い合わせ先):荒井隆行(arai@sophia.ac.jp
主催:上智学院男女共同参画推進室
後援:日本音声学会・日本音響学会音声コミュニケーション調査研究委員会

音声コミュニケーションSS@ASJ2017春研究発表会

日本音声学会の皆様、

日本音響学会2017年春季研究発表会の申し込みが始まりました。この度、本学会では「音声コミュニケーション調査研究委員会」が設置されたのを受けまして、2017年春の研発にて以下のようなスペシャルセッションを開催する予定です。今まで音声Bと聴覚・音声等で分散して議論してきた人間による音声コミュニケーションに関するテーマを、音声生成と音声知覚の両面から同じセッションで議論できる機会となります。招待講演の他、一般講演も広く募集致します。つきましては、多数の応募をお待ち申し上げます。

上智大学理工学部
荒井隆行


◎分野横断(音声コミュニケーション,音声B,聴覚・音声)
和文テーマ:人間による音声コミュニケーション-音声生成と音声知覚を中心に-
英文テーマ:Speech communication by human: Focusing on speech production & perception
主旨:本学会で音声コミュニケーション調査研究委員会が設置されたのを受け,特に人間による音声コミュニケーションに関する研究テーマに焦点を当て,スペシャルセッションを企画する。招待講演以外に一般講演も次の学際的分野から広く募集する。音声科学,聴覚科学,音声学・音韻論,言語獲得 (第1・第2言語等),外国語教育,認知心理学,音声言語医学,脳神経科学,コミュニケーション障害学・言語治療,室内外での音声伝達,社会福祉学,法科学,動物の音声コミュニケーションなど。

【講演募集のサイト】
http://www.asj.gr.jp/annualmeeting/asj2017springCFP_J.html
※お申し込み時には、本スペシャルセッションを選択してください。

『音声研究』第20巻第2号目次

『音声研究』第20巻第2号の目次を以下のページに掲載しました。

http://www.psj.gr.jp/jpn/publication/table_of_contents/vol20

日本音声学会学術研究奨励賞2016年度の応募を開始します

日本音声学会学術研究奨励賞は、本学会が音声学分野の発展を奨励することを目的とし、2012年度に創設されました。本賞は、本学会会員による音声学の発展と普及に貢献する優れた業績・活動に対して、賞状とともに副賞5万円を与えるものです。
2016年度の募集を開始しますので、ふるってご応募ください。
学術研究奨励賞選考委員会委員長
佐藤大和
日本音声学会学術研究奨励賞 2016年度応募要項

『音声研究』投稿規程の一部改定のお知らせ

『音声研究』投稿規程の「2. 投稿原稿」の一部を改定し、要旨とキーワードについて和文原稿の場合は英文と和文の両方を付けることとしました。この改定は第21巻第1号に掲載のものから適用します。

また、同時に、博士論文の一部も投稿できることを明記しました。

本ホームページにある「投稿規程」には既にこの改定が反映されています。『音声研究』には第20巻3号から新しいものを掲載します。

2016年9月 編集委員会