「音声学からみた吃音と学齢期の支援」
Peter Howell教授日本講演実行委員会 主催
日本音韻論学会,日本音声学会,大阪河崎リハビリテーション大学, 大阪医療福祉専門学校,京都言語障害研究会 協賛 | |
吃音は発症率5%、有症率1%程度と、発達期における主要な言語障害の1つです。 このように、吃音のある幼児、児童、生徒、成人は多く存在するにもかかわらず、主な要因はいまだ明らかではなく、有効な指導法も確立されているとはいいがたい状況です。 今回、英国ロンドン大学のPeter Howell教授をお招きして、吃音に関する講演会を開催することになりました。 Howell教授は、心理言語学ならびに音響学・聴覚心理学の立場で学齢期の吃音研究と指導に取り組まれています。また英語の吃音と日本語の吃音の音声学的な共通点と相違点に着目して、その実態と指導点に関しての交換も、日本の研究者、ことばの教室の先生方も交えて行います。通訳付きです。 吃音について、音声学を基盤とした専門的知識を得、学齢期の指導及び支援に生かしていく契機となることを期待し、ご関心のある皆様の多数のご参加をお待ちしています。 なお、本講演は、日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究(C))「発話の非流暢性の背景-言語の普遍性と個別性―」(課題番号20520352研究代表者 氏平 明 豊橋技術科学大学総合教育院教授)の研究の一環として開催いたします。 | |
1.開催日時: |
平成22年5月8日(土)13時~16時30分 (参加者受付 12:30~) |
2.会 場: |
大阪医療福祉専門学校 3F 大教室 〒532-0003 大阪市淀川区宮原1丁目2-14 公共の交通機関をご利用ください(新大阪駅北側に面しています) |
3.講演内容: |
「音声学からみた吃音と学齢期の支援」 講演者:ロンドン大学心理・言語学部 教授 Peter Howell 氏 |
意見交換: |
「日本語と英語の吃音、成人と学童児の吃音」氏平 明(豊橋技術科学大学) 「ことばの教室での指導について」脇豊明(京都市立上賀茂小学校) |
4.参 加 費: | 無 料 |
5.対 象: | 幼稚園、保育所、小・中・高等学校、特別支援学校、大学等の教職員、学生、一般市民 |
6.問合せ先: (申込み先): |
豊橋技術科学大学総合教育院 氏平 明 メール(ujihira@las.tut.ac.jp)・FAX(0532-44-6956) URL: http://las.tut.ac.jp/~ujihira/ 事前申込は不要ですが、本講演参加にあたり、情報保障や車椅子介助等を希望されるかたは事前にお知らせいただけましたら幸いです (事前申込いただけると会場整理の都合上助かります) |
「音声学からみた吃音と学齢期の支援」(大阪医療福祉専門学校)
2010年4月20日