日本通訳翻訳学会 関西支部第67回例会「学会における情報保障・手話通訳について考えるシンポジウム」

2025年2月6日
本会が関係する内容ではございませんが、会員にも有益な情報として以下ご案内いたします。

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日本通訳翻訳学会 関西支部第67回例会
「学会における情報保障・手話通訳について考えるシンポジウム」

2024年から手話通訳の提供などの合理的配慮の提供が義務化されました。日本通訳翻訳学会においても、多くの方々に年次大会や支部例会に参加いただけるように、情報保障の整備の必要性を感じています。今回は、情報保障や手話通訳、文字情報提供についての制度や知識を学ぶことで、情報保障の重要性について考えていきたいと思います。

日程:2025年2月22日(土)

13時50分 ZOOM入室開始 14時開始~15時30分終了

定員:200人

方法:オンライン(ZOOM)

情報保障:手話通訳と自動音声認識字幕(修正あり)

申し込み:Googleフォームにて必要事項をご記入の上送信してください。

申し込み締め切りは2025年2月20日(木)です。

お申込みいただいた方に後日ZOOMのリンクをお送りいたします。

内容:

挨拶 篠原 有子会長

登壇者1 白澤 麻弓様(筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター 教授)
「学会における情報保障の役割」

登壇者2 木村 晴美様 (国立障害者リハビリテーションセンター学院  手話通訳学科主任教官)
「学会における 情報アクセスの共創 ~ろう者の立場から~」

登壇者3 勝谷 紀子様 (東京大学先端科学技術研究センター 特任助教)
「学会における情報保障の体験と要望:難聴者の立場から」

登壇者4 蓮池 通子様 (手話通訳士)
「情報保障を手配するときの手順と注意点」

質疑応答

登壇者プロフィール

●白澤 麻弓(しらさわ まゆみ)

筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター 教授

手話通訳士。日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)の事務局長として、全国の大学における聴覚障害学生への情報保障環境改善に取り組む傍ら、高度専門領域で求められる手話通訳・文字通訳の技術について研究を進めている。

●木村 晴美(きむら はるみ)

国立障害者リハビリテーションセンター学院・手話通訳学科主任教官、NHK手話ニュースキャスター、学校法人明晴学園理事、ろう通訳者。一橋大学大学院言語社会研究科修士課程修了。

●勝谷 紀子(かつや のりこ)

東京大学先端科学技術研究センター 特任助教

青山学院大学社会情報学部助教、北陸学院大学人間総合学部社会学科教授などを経て2022年より現職。博士(心理学),修士(社会福祉学)。専門は心理学,社会福祉学。著書に『難聴者と中途失聴者の心理学』(共著,かもがわ出版),『心理学からみたうつ病』(分担執筆,朝倉書店)

●蓮池 通子 (はすいけ みちこ)

手話通訳士、茨城県登録手話通訳者

地域の登録手話通訳者としてまた企業や団体からの個人依頼など27年にわたり活動をしている。地域や会議等での通訳コーディネートを担うことも。現在の仕事は主にフリーランスの通訳者である。一般社団法人日本手話通訳士協会所属。

問合せ先:日本通訳翻訳学会 関西支部 飯田奈美子
Email : naimei1972[at]gmail.com ([at]を@に変更してください。)