組織

第16代:2022年4月~2025年3月

役員
会長 上田 功

理事 荒井 隆行
北原 真冬
木村 琢也
近藤 眞理子
白勢 彩子
田嶋 圭一
田中 真一
米山 聖子
委員会
庶務委員会
委員長 白勢 彩子
副委員長 皆川泰代
委員 植田尚樹,木川行央,坂本洋子,平子達也,平田秀,三井はるみ,吉田夏也
委員長挨拶  この度,皆川泰代先生から引き継ぎ,庶務委員長を拝命しました。音声学会の活動を通じ,会員の皆様の研究がより進展しますよう,円滑な運営を心がけて学会を支えていきたいと存じます。不行届きのこともあるかと思いますが,何卒ご指導くださいますようお願いいたします。
 かねて,当委員会の負担が大きいことが問題となってきておりました。今後も継続的に運用していくには,担当する内容を整理してスリム化していくことが急務と考えられます。お引き受けした今期においては,これまで同様,学会の活動が滞りなく進むよう庶務の役割を担っていくとともに,本委員会の業務のスリム化を目指していきたいと存じます。これを推進していくには,会員の皆様のご理解とご協力が欠かせません。日本音声学会の持続的発展のため,皆様からのお力添えを心よりお願い申し上げます。3年間,どうぞよろしくお願いいたします。
編集委員会
委員長 田嶋 圭一
副委員長 加藤宏明
委員 五十嵐陽介,籠宮隆之,高田三枝子,髙橋康徳,松浦年男,山根典子
委員長挨拶  2022年4月より3年間,編集委員長を務めさせていただくことになりました。よろしくお願いいたします。
 これまで編集委員会は20名前後のメンバーにより構成され,機関誌『音声研究』の編集・査読業務にあたってまいりました。しかし実際のところは,委員長がほぼ一人で「編集」の仕事(査読者とのやり取りや論文の採否の判断)を担当し,他の委員が主に「査読」の仕事を受け持つような体制になっていたことが多かったように思われます。色々な理由や経緯があってこのような形になったと想像されますが,「編集」業務を複数のメンバーに分散化するほうが査読の公平性・中立性の担保や編集作業の円滑な進行がより実現しやすくなり,また委員長の負担も軽減できるのではないかと考えられます。
 そこで今期の編集委員会では新たな試みとして,5名程度の方々に委員長と共に「編集」の仕事を担当する委員(いわゆるassociate editor)になっていただき,編集業務に従事していただこうと考えています。査読者は,投稿論文のテーマに沿って編集委員がその都度適任者に査読を依頼するような仕組みを構築できればと考えています。読者の皆様にも査読をお願いする機会があるかも知れませんが,その際はどうかご協力のほど,お願いいたします。
 機関誌は学会の中核をなすものです。今後も『音声研究』が国内外の皆様に「読みたい」「投稿したい」と思っていただける学術誌であり続けられるよう,引き続きご支援いただきますよう,よろしくお願いいたします。
企画委員会
委員長 木村 琢也
副委員長 竹内はるか
委員 李勝勲、井下田貴子、生駒美喜、内田洋子、籠宮隆之、川原繁人、杉本淳子、高澤美由紀、髙橋康徳、竹内京子、波多野博顕、林良子、船津誠也、松浦年男、松田真希子、峯松信明、安田麗、山本誠子
委員長挨拶  このたび初めて理事に選出され、3年間にわたり企画委員長を務めることになりました。新型コロナウイルスの感染拡大は人類にとって大きな災厄であることは間違いありませんが、それによって否応なしに始まった全国大会、研究例会、および諸会議のオンライン開催は、予期していなかった可能性を広げてくれました。出張旅費を自分で工面しなければならなかった会員も気軽にオンライン出席できるようになりましたし、海外のゲストスピーカーにも、時差の問題さえ克服すればご自宅から講演していただくことも可能になりました。とは言え、やはり物理的に一堂に会して研究のことやその他の雑多なことをおしゃべりするというのも学会になくてはならない部分だと思いますので、今後の状況を見ながらハイブリッド開催を含めた柔軟な開催形態を探っていきたいと思っています。常に数か月先の感染状況が予測できない中で予定を立てなければならない難しさは確かにあり、会員の皆様に適時的確な情報を出し続けることが時に困難になるかもしれません。皆様のご協力とお許しを前もってお願い申し上げます。また、なまじ長く企画委員をやっているだけに、発想が前例にとらわれてしまう恐れもなしとしません。どうぞ忌憚ないご意見、斬新なアイディアをお寄せください。
広報委員会
委員長 荒井 隆行
副委員長 安啓一
委員 高丸圭一, Izabelle Grenon, 大井川朋彦, 守本真帆, 渡丸嘉菜子
委員長挨拶  このたび、広報委員長を続投させていただくことになりました。2022年度から3年間、新体制でまた広報活動を進めてまいります。今まで通り、本学会が企画・運営する全国大会、研究例会、音声学セミナー、音声学入門講座など各イベントに関する情報、学会誌「音声研究」に関わる情報、その他、学会が共催・後援する各種セミナーや講演会なども含め、会員の皆様に有益な情報を引き続き広報してまいります。それらの情報は、学会ホームページ上の日本語・英語の両方のページにて掲載していくことになりますが、それに加えてメールでの配信も引き続き進めていく予定です。
 ところで、2020年から感染が拡大したCOVID-19ですが、それ以降、教育機関での講義のみならず、学会活動の様式にも多様性が求められ、オンライン形式でのイベントが普及することとなりました。それに合わせて、学会員である・ないにかかわらず、私たちはコンピュータやスマートフォンに向かう時間が一段と増え、誰もがホームページを見る時間も増えたのではないかと想像いたします。そうなりますと、より一層、会員の皆様への情報発信も拡充していくことが望まれ、また非会員の皆様向けの情報提供も課題となります。そこで、そのためのコンテンツの充実に向けた取り組みなどについて、皆様から広くご意見を頂戴できましたらば幸いです。学会員同士のつながりも大切にしながら、皆様からのご意見も常に真摯に受け止め、運営してまいる所存です。皆様のご協力、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
国際交流委員会
委員長 近藤 眞理子
副委員長 菅原真理子
委員 井下田貴子、牧野武彦、矢澤翔、吉田夏也
委員長挨拶  今回国際交流委員長を仰せつかることになりました。音声学はとても学際的な分野ですが、特に最近は以前は思いもよらなかった学術分野と深くかかわる研究も多くなされるようになりました。音声学会としても、王道の音声学はもとより、幅広い分野をご専門とする海外の研究者の方々から、広く学ぶ機会を持ちたいと思います。
 予算が限られている関係上、海外から講演者の方を日本にお呼びすることは難しいので、これまでのように海外の研究者の方が日本に来る機会を最大限利用したいと思っています。幸か不幸かコロナの影響で、学会や研究会などがオンラインで催されることが増え、時差の問題さえ克服すれば、海外の方に講演をお願いしやすくなったという面もあります。これからは、オンラインも活用しつつ、世界のいろいろな地域の様々な分野の方にご講演をお願いできればと思います。
 海外から研究者の方をお呼びするご予定や、来日情報がありましたら、是非国際交流委員にお知らせください。
会則検討委員会
委員長 米山 聖子
副委員長(委員長代理) 高田三枝子
委員 青柳真紀子,平山真奈美
委員長挨拶  2022年4月より3年間,会則検討委員会委員長を務めさせていただくことになりました。よろしくお願いいたします。
 日本音声学会の会員の活発な研究活動は会則に基づいて行われています。これまでの日本音声学会の歴史の中で,時代の要請や会員の要望に応じるために改定されてきたものです。直近では,学会費の値上げや学会への寄付行為に関する事案に伴い,会則について変更が必要となりました。会則検討委員会では,今期もこれまでと同様,会長や他の委員会と協力しながら会則整備を行っていきます。
 日本音声学会の会員の方は他の学会に属していらっしゃる方も多いと思います。他学会から取り入れたほうが良い点などのご意見やご要望がございましたらお知らせ頂けましたら幸いです。100周年に向けて,時代にあった音声学会らしい学会活動ができるような研究活動の枠組みを可能とする会則面でのサポートが行えたらと思っております。どうぞよろしくお願いします。
音声学普及委員会
委員長 田中 真一
副委員長 松井理直
委員 植田尚樹、金村久美、杉本淳子、那須昭夫、黄竹佑、ポッペ・クレメンス、守本真帆、山本武史
委員長挨拶  音声学普及委員会は(名称の通り)音声学の普及、音声研究の裾野を広げることを目的とします。それとともに、学会のさらなる活性化と会員数の増加を目指します。
 当委員会では、これまで定期的に音声学入門講座と音声学セミナーというイベントを開催してきました。上記の催しを引き継ぐとともに、開催テーマとして多く方が関心を持つ日本語音声学や英語音声学の講座、国際音声記号(IPA)や音響分析(praat)のセミナーなど、音声学の魅力を伝える内容となるよう工夫します。加えて、言語学、教育、医療、芸術などの隣接領域の方を取り込む試みにも挑戦します。
 開催形式としてここ数年、オンライン方式を継続してきました。対面でのやり取りができないマイナスもある反面、これまで参加できなかった遠方・海外の方々の参加が可能となり、好評を得ております。コロナ終息後も一定の頻度でオンラインによる開催(対面開催との並行)を考えています。
 このように、音声学普及委員会は、多様な内容・形式による魅力的な催しを企画していきます。会員の皆様にはご意見をお寄せいただくとともに、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
100周年記念事業委員会
委員長 北原 真冬
副委員長 榊原 健一
委員 松井理直,大井川朋彦,榊原健一,渡丸嘉菜子,横江百合子
委員長挨拶  昨期より引き続き理事会の一員として音声学会100周年記念事業委員会の長を務めることになりました。本学会が2026年に設立100周年を迎えるにあたり、いろいろなアイデアを温めていますが,昨期はコロナ禍の下のオンライン学会とオンラインミーティングばかりで,苦しい思いをしてきました。懇親会会場などで出会っては原稿や取りまとめを頼むという機会が失われてしまうことがこの事業にとっては特に深刻な打撃となったことを痛感しています。今期は徐々にコロナ禍が収まることを期待しつつも,何もかもコロナ前に戻ることはないと予測して,あらゆる機会を捉えて着実に仕事を進めていきたいと考えています。50周年記念事業として出版された音声学大辞典の改訂版と学会100年史という書籍について,学会員の皆様には、各項目の執筆を主として様々なご協力をお願いすることになると思います。ここまで大辞典の項目を点検し,また,さまざまな学会が節目に編纂してきた学会史を振り返って思うのは,この先の100年における日本の学術研究が,人口と経済が縮小していく中で生き延びていくためには何をすべきか,という問題です。即効性のある解はなかなか得にくい問題ですが,術語を定義し歴史を振り返ることで,学会員の皆様がそこにヒントを見出し,解の精度を高めていくのにお役に立てるような仕事をしていきたいと考えています。
評議員
伊藤 智ゆき 上田 功 宇都木 昭 籠宮 隆之 鹿島 央
川原 繁人 木川 行央 北村 達也 窪薗 晴夫 近藤 眞理子
斎藤 弘子 坂本 清恵 定延 利之 高丸 圭一 竹内 京子
中本 謙 新田 哲夫 平山 真奈美 本間 猛 松浦 年男
松森 晶子 三樹 陽介 皆川 泰代 吉田 健二 吉田 夏也
[以上2025年3月まで](50音順)

青柳 真紀子 荒井 隆行 五十嵐 陽介 生駒 美喜 磯村 一弘
加藤 宏明 北原 真冬 木村 琢也 小磯 花絵 佐々木 冠
白勢 彩子 高田 三枝子 高山 知明 田嶋 圭一 田中 真一
田中 伸一 中川 裕 林 良子 前川 喜久雄 牧野 武彦
松井 理直 三井 はるみ 峯松 信明 安 啓一 米山 聖子
[以上2028年3月まで](50音順)
会計監査
大井川 朋彦 斎藤 純男
顧問
上野 善道 桐谷 滋 佐藤 大和 前川 喜久雄