第21回音声学セミナー「科学的研究のための技術」

2012年12月7日
第21回音声学セミナーを以下のとおり開催します。今回のセミナーでは従来とは趣向を変えて、科学的な研究を実践するにあたっての基礎的ノウハウについて愛知淑徳大学の天野成昭先生に講義していただきます。

日時: 2013年3月23日(土曜日)14:40~16:40
会場: 国立情報学研究所(NII)
東京都千代田区一ツ橋1-2-1 http://www.nii.ac.jp/
講師: 天野成昭氏(愛知淑徳大学人間情報学部 教授)
参加費: 1,000円(含茶菓代)
定員: 50名(先着順)
テーマ: 「科学的研究のための技術」
講義内容: 研究を科学的に進めるためのコツは,研究者が知っておくべき極めて重要な技術である。しかし日本の大学院では,この技術に関するカリキュラムが不十分であり,これを系統的に学習する機会がほとんど無い。また,この技術を明示的に記した良い書籍が存在しないため,独学での修得も困難である。もし,優秀な師匠に巡り会うことができれば,早期にこの技術を修得できる。しかし,そのような幸運な例はまれであり,一般的には,幾多の失敗を重ね,何年もかけてこのコツを会得するしかない。このような状況は,日本における科学的研究の質の低下を招いている可能性が高い。この状況を改善するために,本講義では,駆け出しの若手研究者および師匠に恵まれなかった研究者を対象に,科学的研究の技術を分かりやすく説明する。具体的には,1) 科学の基本的性質と考え方,2) 研究計画のポイント,3) 実験計画のポイント,4) 論文執筆のポイント,5) 研究発表のポイント等について説明し,受講者が研究を科学的に進めるための基礎技術を修得すること目指す。本講義には事前知識を必要としない。ただし以下の参考書を読んでおくことが望ましい。
(参考書: 「心理学研究法 心を見つめる科学のまなざし」高野・岡,有斐閣,2004.)

聴講希望者は2013年3月15日までに psj.planning@gmail.com 宛に以下の内容を4行に改行して記入したメールを送ってください。メールの件名(Subject)は「第21回音声学セミナー参加申込」としてください。

【本文の記入事項】
氏名と読み
所属・職名または大学・学部・学年・専攻
連絡先(メールアドレスと電話番号)
会員・非会員の別


【記入例】
山田太郎 やまだたろう
○×大学大学院 言語学専攻
tyama@marubats.ac.jp 090-540-0000
会員

  • 電話番号はメールで連絡がつかない場合の緊急連絡用ですので、日常お使いのものを記入してください。
  • 参加希望者は必ず個人としてお申込みください。「他○名」のような申込みは代表者を含めて受けつけません
  • 申込メールのヘッダーに指定されている返信用アドレス(return to)に確認のメールを返信しますので、長期間返信メールが届かない場合は企画委員長 kikuo@ninjal.ac.jp までお問い合わせ下さい。