‘研究例会’ カテゴリーのアーカイブ

第327回研究例会―口頭発表およびシンポジウム企画の募集―

第327回研究例会を2013年6月22日(土曜)午後に国立国語研究所(東京都立川市)で開催します。口頭発表とシンポジウムの両方を募集しますので、奮ってご応募ください。

日時 2013年6月22日(土曜)午後
会場 国立国語研究所(東京都立川市)
http://www.ninjal.ac.jp/utility/access/

―口頭発表の募集―

 口頭発表(1件質疑を含めて40分程度)を募集します。希望者は2013年4月10日(水曜)必着で、以下の内容を記入したメールもしくは添付ファイル(PDFもしくはMSWord形式ファイル)を kubozono@ninjal.ac.jp 宛に送ってください。メールのSubjectは「327回研究例会発表申込」としてください。採否は審査のうえ4月末日までにお知らせします。
  1. 発表者氏名(ふりがな付,全員分)
  2. 発表者英文氏名(全員分)
  3. 発表者所属(全員分)
  4. 発表者英文所属(全員分)
  5. 採否を通知する代表者(会員)の氏名と連絡先(メールアドレス)
  6. 発表題目と英訳(英語での発表の場合は英訳は不要)
  7. 発表の要旨(400字程度)
  8. 表時に利用を希望する機器(PC,プロジェクター,アンプ以外)

―シンポジウム企画の募集―

研究例会のシンポジウムは、複数の発表者が特定のテーマについて相互に関連した口頭発表を行った後、聴衆をまじえた質疑を行うことによって、テーマについての学会員の理解を深める機会を提供しようとするものです。シンポジウムでの報告は完結している必要はありません。むしろ、進行中の研究プロジェクトの進捗状況報告や、新規に発足させようとするプロジェクトの計画発表の場として活用してもらうことを想定しています。 希望者は2013年4月10日(水曜)必着で、以下の内容を kubozono@ninjal.ac.jp 宛に添付ファイル(PDFもしくはMSWord形式ファイル)として送ってください。その際、メールのSubjectを「327回研究例会シンポジウム申込」としてください。またPDFの作成にあたっては、必ずすべてのフォントを埋め込んでください。採否は審査のうえ4月末日までにお知らせします
  1. シンポジウムのテーマ(和文50字以内)
  2. シンポジウムのテーマ(英文25語以内)
  3. 企画責任者の氏名(ふりがな)、所属、連絡先(メール、電話、住所)
  4. 発表者全員の氏名(ふりがな)、所属
  5. 発表者全員の氏名、所属(英文)
  6. ワークショップの概要(和文1000字以内もしくは英文500語以内、必ず時間配分を示すこと)
  7. その他(必要とする機材、設備など)
以下はシンポジウム提案書作成に際してのガイドラインです。
  • 時間配分: 全体で2時間以上3時間までとし、全体の2割程度は聴衆を含めた質疑にあてること。
  • 発表者: 2名以上とし、半分以上が音声学会会員であること。発表者以外に司会者や指定討論者を置くこともできる(会員資格は問わない)。
  • テーマ: 音声学会の発表として好適であること
  • 準備: シンポジウムの広報および当日の運営には企画委員会が協力するが、当日までの準備は企画責任者が責任をもって実施する。なお学会から発表者に旅費、謝金等を支給することはしない。
(企画委員会)

第326回研究例会

日時 2013年3月23日(土曜)
時間 13:00~14:20
会場 国立情報学研究所(NII)
東京都千代田区一ツ橋1-2-1  http://www.nii.ac.jp/
世話人 (未定)
プログラム:
■13:00-14:20 口頭発表(Oral presentation)
13:00-13:40 蒔田雅子(名古屋外国語大学大学院)
聴解ストラテジー使用と手がかり ―日本語母語話者、上級学習者、中級学習者の分析から―
Makita Masako(Graduate School, Nagoya University of Foreign Studies)
Use of Listening Strategies and the keys -Analysis of 3groups; advanced learners, intermediate learners and Japanese native speakers-
発表要旨:
日本語力が十分でなく、大学での講義理解に困難を感じている中級日本語学習者への聴解ストラテジー指導の可能性を探る基礎的研究として、独話聴解におけるストラテジー使用の実態を探った。焦点を当てたのは、理解が妨げられた際に使用される推測のストラテジーとテーマや話し手など、聴解前の情報も活用できる予測のストラテジーである。故意にストラテジーを使用せざるを得ない問題を作成し、解答と解答に至る手がかりを日本語母語話者、上級学習者、中級学習者で比較した。ストラテジー使用の成否では、予測問題での母語話者・上級学習者間の比較を除き、有意差が認められ、言語力の差が結果の違いとなった。また、中級学習者に関して、推測ストラテジーと予測ストラテジー使用の 成否には違いがみられた。さらに、上級学習者誤答者と中級学習者正答者の手がかりの分析から、中級学習者にもストラテジー使用の可能性が示唆された。
13:40-14:20 波多野博顕,北村達也(甲南大学知能情報学部),林良子(神戸大学国際文化学 研究科),ドナ・エリクソン(昭和音楽大学)
調音と音響の観測に基づく英語曖昧母音の分析
Hiroaki Hatano, Tatsuya Kitamura (Faculty of Intelligence and Informatics, Konan University), Ryoko Hayashi (Graduate School of Intercultural Studies, Kobe University), and Donna Ericksona (Showa University of Music)
Analysis of English schwa vowel based on observations of articulatory and acoustic data
発表要旨:
本発表では,MRIとX線マイクロビーム(XRMB)のデータベースを用い,日英母語 話者(JNS, ENS)による英単語発話の調音観測データを分析し,曖昧母音/ə/に ついて,両母語話者の調音・音響的特徴とその相違を明らかにする。 MRIによる分析では,両母語話者男女各1名を対象に,単語発話4語中の曖昧母音 定常部のトレースから「舌背-口蓋間」と「舌根-咽頭後壁間」の狭め具合につ いて比較を行った。結果,両母語話者ともに前者では調音結合による変動が激し いが,後者では違いがみられた。JNSでは狭めが大きく変化するが,ENSでは安定 している。
XRMBによる分析では, ENS 16名(男女各8名), JNS 9名(男性4名,女性5名) を対象に,単語発話12語(/ə, ɚ, ʌ, æ/を含む各3語)の母音定常部ペレット データおよびフォルマント(F1, F2)の抽出を行い,曖昧母音(/ə, ɚ/)と完全 母音(/ʌ, æ/)の調音・音響的比較をおこなった。その結果,両母語話者で/ə, ɚ/における中舌化の方略が異なっていることが明らかになった。
例会終了後、休憩をはさんで第21回音声学セミナーを開催しますので,こちらにもご参加ください。ただし事前申込制となっておりますので,以下に従って申し込みをお願いします。
http://www.psj.gr.jp/jpn/phonetics-seminar

第326回研究例会演題募集

前回開催中止となった第326回研究例会を下記の要領で開催します。あらためて研究発表を募集しますので、奮ってご応募ください。なお今回は音声学セミナーと同日開催となりますので、口頭発表のみを募集します(採択は2件程度となる予定です)。シンポジウム企画は募集しませんのでご注意ください。

日時 2013年3月23日(土曜日)13:00~14:20
(終了後に音声学セミナー開催)
会場 国立情報学研究所(NII)
東京都千代田区一ツ橋1-2-1  http://www.nii.ac.jp/

―口頭発表の募集について―

 発表希望者は2013年1月25日必着psj.planning@gmail.com 宛に以下の内容を記入したメールを送ってください。メールのSubjectは「研究例会発表申込」としてください。2月初旬に採否をお知らせします。
  1. 発表者氏名(ふりがな付,全員分)
  2. 発表者英文氏名(全員分)
  3. 発表者所属(全員分)
  4. 発表者英文所属(全員分)
  5. 採否を通知する代表者(会員)の氏名と連絡先(メールアドレス)
  6. 発表題目と英訳(英語での発表の場合は英訳は不要)
  7. 発表の要旨(400字程度)
  8. 発表時に利用を希望する機器(PC,プロジェクター,アンプ以外)
(企画委員会)

第326回研究例会開催中止のお知らせ

12月1日に新潟大学で開催を予定していた第326回研究例会は発表希望者僅少のため開催を中止することとなりました。今後の対応ついては現在検討中であり、近日中に学会のホームページとメーリングリストで連絡する予定です。

第326回研究例会演題募集

日本音声学会第326回研究例会を2012年12月1日(土曜)午後に新潟大学(新潟大学駅南キャンパス『ときめいと』http://www1.niigata-u.ac.jp/tokimate/access.html)で開催します。世話人は岡田祥平先生です。今回も口頭発表とシンポジウムの両方を募集しますので、奮ってご応募ください。

―シンポジウム企画の募集について―

シンポジウムの企画を募集します。これは、複数の発表者が特定のテーマについて相互に関連した口頭発表を行った後、聴衆をまじえた質疑を行うことによって、そのテーマについての学会員の理解を飛躍的に深める機会を提供しようとするものです。 シンポジウムでの報告は完結している必要はありません。むしろ、進行中の研究プロジェクトの進捗状況報告や、新規に発足させようとするプロジェクトの計画発表の場として活用してもらうことを想定しています。科学研究費等による共同研究の進捗状況、成果報告の場として積極的に利用してください。
希望者は以下の内容を含む提案書を2012年10月21日(日)必着でpsj.planning@gmail.com宛に添付ファイル(PDFもしくはMSWord形式ファイル)として送ってください。その際、メールのSubjectを「研究例会シンポジウム申込」としてください。またPDFの作成にあたっては、必ずすべてのフォントを埋め込んでください。採否は2012年10月末日までにお知らせします(通常の口頭発表についてはこのお知らせの最後をご覧ください)。
  1. シンポジウムのテーマ(和文50字以内)
  2. シンポジウムのテーマ(英文25語以内)
  3. 企画責任者の氏名(ふりがな)、所属、連絡先(メール、電話、住所)
  4. 発表者全員の氏名(ふりがな)、所属
  5. 発表者全員の氏名、所属(英文)
  6. ワークショップの概要(和文1000字以内もしくは英文500語以内、必ず時間配分を示すこと)
  7. その他(必要とする機材、設備など)
以下は提案書作成に際してのガイドラインです。
時間配分: 全体で2時間以上3時間までとし、全体の2割程度は聴衆を含めた質疑にあてること。
発表者: 2名以上とし、半分以上が音声学会会員であること。発表者以外に司会者や指定討論者を置くこともできる(会員資格は問わない)。
テーマ: 音声学会の発表として好適であること
準備: シンポジウムの広報および当日の運営には企画委員会が協力するが、当日までの準備は企画責任者が責任をもって実施する。なお学会から発表者に旅費、謝金等を支給することはしない。

―口頭発表の募集について―

 従来同様、口頭発表も募集します。やはり10月21日必着で以下の内容を記入したメールを psj.planning@gmail.com宛に送ってください。メールのSubjectは「研究例会発表申込」としてください。こちらも10月末日までに採否をお知らせします。
  1. 発表者氏名(ふりがな付,全員分)
  2. 発表者英文氏名(全員分)
  3. 発表者所属(全員分)
  4. 発表者英文所属(全員分)
  5. 採否を通知する代表者(会員)の氏名と連絡先(メールアドレス)
  6. 発表題目と英訳(英語での発表の場合は英訳は不要)
  7. 発表の要旨(400字程度)
  8. 発表時に利用を希望する機器(PC,プロジェクター,アンプ以外)
(企画委員会)

第325回研究例会

日時 2012年6月9日(土曜)
時間 13:00~17:30
会場 早稲田大学(早稲田キャンパス8号館303会議室)
世話人 北原真冬先生
プログラム:
■13:00-14:20 口頭発表(Oral presentation)
13:00-13:40 全 美炷(ジョン・ミジュ)
東京方言における句頭上昇の消失 -アクセント型の組み合わせ、文法構造、フォーカスが及ぼす影響を中心に-
Miju Jeon
Factors affecting the disappearance of phrase-initial rise in Tokyo Japanese.
13:40-14:20 杉山由希子(すぎやまゆきこ)
日本語ピッチアクセントの2次的な手掛かりを求めて
Yukiko Sugiyama
A search for a secondary cue to Japanese pitch accent
■14:20-14:40 休憩(Break)
■14:40-17:30 シンポジウム(Symposium)
「アジア言語話者の英語発話コーパスの構築と研究への応用」
  • 近藤眞理子(こんどう まりこ 早稲田大学 国際教養学部)
  • DETEY Sylvain (ドゥテ シルヴァン 早稲田大学 国際教養学部)
  • 鄭秋豫 (ツェン チウユー 台湾 中央研究院 語言学研究所)
  • 近藤悠介(こんどう ゆうすけ 早稲田大学 オープン教育センター)
  • 鍔木元(つばき はじめ 早稲田大学 国際情報通信研究科)

「Construction of a speech corpus of Asian speakers’ English and its application to linguistic studies」
  • KONDO Mariko(School of International Liberal Studies (SILS), Waseda University)
  • DETEY Sylvain (School of International Liberal Studies (SILS), Waseda University)
  • TSENG Chiu-yu (Institute of Linguistics, Academia Sinica, Taiwan)
  • KONDO Yusuke (Open Education Center, Waseda University)
  • TSUBAKI Hajime (Graduate School of Global Information and Telecommunication Studies (GITS), Waseda University)

第325回研究例会のお知らせ

日本音声学会第325回研究例会を2012年6月9日(土曜)午後に早稲田大学(早稲田キャンパス8号館303会議室)で開催します。世話人は北原真冬先生です。

―シンポジウム企画の募集について―

過去2回と同様、シンポジウムの企画を募集します。これは、複数の発表者が特定のテーマについて相互に関連した口頭発表を行った後、聴衆をまじえた質疑を行うことによって、そのテーマについての学会員の理解を飛躍的に深める機会を提供しようとするものです。
シンポジウムでの報告は完結している必要はありません。むしろ、進行中の研究プロジェクトの進捗状況報告や、新規に発足させようとするプロジェクトの計画発表の場として活用してもらうことが目的です。科学研究費などの共同研究の進捗状況、成果報告の場として積極的に利用してください。
希望者は以下の内容を含む提案書を2012年4月8日(日曜)までに psj.planning@gmail.com 宛に添付ファイル(プレインテキスト、PDF、もしくはMSWord形式ファイル)として送ってください。その際、メールのSubjectを「研究例会シンポジウム申込」としてください。またPDFの作成にあたっては、必ずすべてのフォントを埋め込んでください。採否は2012年4月下旬にお知らせします(通常の口頭発表についてはこのお知らせの最後をご覧ください)。
  1. シンポジウムのテーマ(和文50字以内)
  2. シンポジウムのテーマ(英文25語以内)
  3. 企画責任者の氏名(ふりがな)、所属、連絡先(メール、電話、住所)
  4. 発表者全員の氏名(ふりがな)、所属
  5. 発表者全員の氏名、所属(英文)
  6. ワークショップの概要(和文1200字以内もしくは英文600語以内、必ず時間配分を示すこと)
  7. その他(必要とする機材、設備など)
以下は提案書作成に際してのガイドラインです。
時間配分: 全体で2時間以上3時間までとし、全体の2割程度は聴衆を含めた質疑にあてること。
発表者: 2名以上とし、半分以上が音声学会会員であること。発表者以外に司会者や指定討論者を置くこともできる(会員資格は問わない)。
テーマ: 音声学会の発表として好適であること
準備: シンポジウムの広報および当日の運営には企画委員会が協力するが、当日までの準備は企画責任者が責任をもって実施する。なお学会から発表者に旅費、謝金等を支給することはしない。

―口頭発表の募集について―

 従来同様、口頭発表も募集します。やはり2012年4月8日(日曜)締切で以下の内容を記入したメールを psj.planning@gmail.comに提出してください。メールのSubjectは「研究例会発表申込」としてください。こちらも2012年4月初旬に採否をお知らせします。
  1. 発表者氏名(ふりがな付,全員分)
  2. 発表者英文氏名(全員分)
  3. 発表者所属(全員分)
  4. 発表者英文所属(全員分)
  5. 採否を通知する代表者(会員)の氏名と連絡先(メールアドレス)
  6. 発表題目と英訳(英語での発表の場合は英訳は不要)
  7. 発表の要旨(400字程度)
  8. 表時に利用を希望する機器(PC,プロジェクター,アンプ以外)
(企画委員会)

第324回研究例会

日時 2012年3月17日(土)
時間 13:00~17:20
会場 愛知淑徳大学(星が丘キャンパス1号館3階13C教室)
アクセスマップ: http://www.aasa.ac.jp/guidance/map.html#hoshi-top
世話人 天野成昭先生・山川仁子先生
プログラム:
■13:00-15:00 口頭発表(Oral presentation)
13:00-13:40 Chiyuki Ito (Tokyo University of Foreign Studies, Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa)
“A Sociophonetic Study of the Ternary Laryngeal Contrast in Yanbian Korean.”
13:40-14:20 平子達也(京都大学 日本学術振興会特別研究員DC1)
「能登島諸方言のアクセントについて
Tatsuya Hirako (Kyoto University/JSPS)
“On the accentual system of Noto-jima dialects.”
14:20-15:00 吉田健二(昭和音楽大学)
「四国北部方言の『低接式』の『低』の音声実現と音韻論的解釈」
Kenji Yoshida (Showa Music Academy)
“Phonetic realization and phonological interpretation of the ‘low-attaching-shiki’ in the Northern-Shikoku dialects of Japanese.”
■15:00-15:20 休憩(Break)
■15:20-17:20 シンポジウム(Symposium)
「国内及び国外における日本語韻律教育の現状と将来を考える」
  • 峯松信明(東京大学)
  • 中川千恵子(早稲田大学)
  • 中村則子(慶応義塾大学)
  • 平野宏子(吉林華橋外国語学院・中国)
  • 遠藤直子(東京大学)

Symposium on the present situation and the future of Japanese prosody teaching in Japan and foreign countries
  • Nobuaki Minematsu(The University of Tokyo)
  • Chieko Nakagawa(Waseda University)
  • Noriko Nakamura (Keio University)
  • Hiroko Hirano(Jilin Huaqiao Foreign Languages Institute, China)
  • Naoko Endo(The University of Tokyo)

第324回研究例会のお知らせ

日本音声学会第324回研究例会を2012年3月17日(土曜)午後に愛知淑徳大学(星が丘キャンパス1号館3階13C教室)で開催します。世話人は天野成昭先生・山川仁子先生のお二人です。研究例会は例年12月に開催してきておりましたが、今年度は、音声学セミナーを12月に開催することになったため、この時期の開催となりました。

―シンポジウム企画の募集について―

前回同様、シンポジウムの企画を募集します。これは、複数の発表者が特定のテーマについて相互に関連した口頭発表を行った後、聴衆をまじえた質疑を行うことによって、そのテーマについての学会員の理解を飛躍的に深める機会を提供しようとするものです。
シンポジウムでの報告は完結している必要はありません。むしろ、進行中の研究プロジェクトの進捗状況報告や、新規に発足させようとするプロジェクトの計画発表の場として活用してもらうことが目的です。科学研究費などの共同研究の進捗状況、成果報告の場として積極的に利用してください。前回の企画型シンポジウムの記録は音声研究15巻1号92ページに掲載されています。
希望者は以下の内容を含む提案書を2011年12月25日(日曜)までpsj.planning@gmail.comに添付ファイル(プレインテキスト、PDF、もしくはMSWord形式ファイル)として提出してください。その際、メールのSubjectを「研究例会シンポジウム申込」としてください。またPDFの作成にあたっては、必ずすべてのフォントを埋め込んでください。採否は2012年1月初旬にお知らせします(通常の口頭発表についてはこのお知らせの最後をご覧ください)。
  1. シンポジウムのテーマ(和文50字以内)
  2. シンポジウムのテーマ(英文25語以内)
  3. 企画責任者の氏名(ふりがな)、所属、連絡先(メール、電話、住所)
  4. 発表者全員の氏名(ふりがな)、所属
  5. 発表者全員の氏名、所属(英文)
  6. ワークショップの概要(和文1200字以内もしくは英文600語以内、必ず時間配分を示すこと)
  7. その他(必要とする機材、設備など)
以下は提案書作成に際してのガイドラインです。
時間配分: 全体で2時間以上3時間までとし、全体の2割程度は聴衆を含めた質疑にあてること。
発表者: 2名以上とし、半分以上が音声学会会員であること。発表者以外に司会者や指定討論者を置くこともできる(会員資格は問わない)。
テーマ: 音声学会の発表として好適であること
準備: シンポジウムの広報および当日の運営には企画委員会が協力するが、当日までの準備は企画責任者が責任をもって実施する。なお学会から発表者に旅費、謝金等を支給することはしない。

―口頭発表の募集について―

 従来同様、口頭発表も募集します。やはり12月25日締切で以下の内容を記入したメールを psj.planning@gmail.comに提出してください。メールのSubjectは「研究例会発表申込」としてください。こちらも1月初旬に採否をお知らせします。
  1. 発表者氏名(ふりがな付,全員分)
  2. 発表者英文氏名(全員分)
  3. 発表者所属(全員分)
  4. 発表者英文所属(全員分)
  5. 採否を通知する代表者(会員)の氏名と連絡先(メールアドレス)
  6. 発表題目と英訳(英語での発表の場合は英訳は不要)
  7. 発表の要旨(400字程度)
  8. 表時に利用を希望する機器(PC,プロジェクター,アンプ以外)
(企画委員会)

第323回研究例会

日時 2011年6月25日(土曜)
時間 13:00~17:10
会場 山梨大学(甲府キャンパスM号館 M-12)
(〒400-8510 甲府市武田4-4-37)

詳しくは以下をご参照ください。
世話人 江崎哲也先生
プログラム:
■13:00-14:55 口頭発表(Oral presentation)
13:00-13:35 三樹陽介(國學院大學)「山梨県上野原市方言アクセントの特徴からの一考察―東京周辺地域諸方言アクセントとの比較から―」
Yosuke MIKI (Kokugakuin University) “Consideration from feature of Yamanashi Prefecture Uenohara City dialect accent ―From the comparison with the Tokyo surrounding area various dialect accent―”
13:40-14:15 坂井康子(甲南女子大学)「言語獲得期の一歳児における3音から成る音声」
Yasuko SAKAI (Konan Women’s University) “The Three Sound Voice of Japanese Infants in the Pre-Linguistic Period”
14:20-14:55 渡丸嘉菜子・荒井隆行(上智大学)「異音は音素より知覚しにくいのか―英語話者が英語閉鎖音を知覚した場合」
Kanako TOMARU and Takayuki ARAI (Sophia University) Are phonemes more perceptible than allophones? ?The case of English listeners’ perception of English stops
■14:55-15:10 休憩(Break)
■15:10-17:10 シンポジウム(Symposium)
岡田祥平(九州共立大学、企画者)、高木 千恵 (大阪大学)、田中ゆかり(日本大学)、早野慎吾(宮崎大学)
「日本語諸方言における同意要求表現とその音調の諸相」

Shohei OKADA (Kyushu Kyoritsu University,Proposer), Chie TAKAGI (Osaka University), Yukari TANAKA (Nihon University),and Shingo Hayano (Miyazaki University)
“Agreement-requiring expressions and their accompanying intonations in Japanese dialects”