‘音声学入門講座’ カテゴリーのアーカイブ

第4回音声学入門講座

IPA(国際音声記号)入門

日時: 2012(平成24)年3月10日(土) 13:00 ~ 17:00(途中休憩あり)
テーマ: IPA(国際音声記号)入門
講師: 牧野 武彦 先生 (中央大学)
会場: 独立行政法人産業技術総合研究所 関西センター 基礎融合材料実験棟
(〒563-8577 大阪府池田市緑丘 1-8-31)

以下のURLに記載されているマップをご確認の上,会場にお越しください.
アクセスマップhttp://unit.aist.go.jp/kansai/access.html
世話人: 籠宮 隆之
参加費: ¥1,000(資料代等含む)
定員: 100名(定員に達し次第,申し込みを締め切ります)
事前申込み方法: メールで下記のアドレスにメールでお申し込みください.
psj_f@yahoo.co.jp

件名(Subject)「IPA入門参加申込み」とお書きください.
メール本文には以下の項目をお書きください.
  1. 氏名(ふりがな)
  2. 所属・職名または大学・学部・学年・専攻
  3. 連絡先(自宅か勤務先かを明記,住所,電話番号,Fax,E-mailアドレス等)
概要:  言語音を文字で表記するために広く使われている国際音声字母(IPA)について,音声学の予備知識を持たない方々を主な対象にして解説します.IPAによる音声表記を読んだり書いたりして使いこなせるようになることが目標です.
 「IPAの記号の配列は言語学的音声学の理論全体を1ページでまとめようという試みである」(ピーター・ラディフォギッド著『音声学概説』より)という言葉からもわかるとおり,これは音声学の基本をひととおり概観することを伴うので,半日の講習ではどうしても駆け足になってしまうことが避けられませんが,日本語や英語など身近な言語から例を引いて,できる限り平易に説明します.また,音声記号というと,コンピューターなどでの入力方法が必ず問題になりますが,そのための便利なツールも紹介します.

第3回音声学入門講座

「発音指導に役立つ英語音声学」明日の授業で使える「発音指導のコツ」

日時: 2012年3月4日(日)14:00~17:00
講師: 杉本淳子(聖心女子大学)、平山真奈美(立命館大学)
対象: 今回は現職の小中高の英語の先生に限定させていただきます
会場: 日本大学 文理学部 3号館3204教室
参加費: 無料
定員: 40名
主催: 日本音声学会 http://www.psj.gr.jp/jpn/
申込締切: 2012年2月27日(月)
※ ただし定員に達し次第、申込を打ち切りますのでご了承ください。
申込み方法: メールで psj_f@yahoo.co.jp にお申し込みください。
件名(Subject)「第3回音声学入門講座申込み」とお書きください。
メール本文には以下の項目をお書きください。
  1. 氏名(ふりがな)
  2. 職場の学校名
  3. 連絡先(電話番号/Fax)
  4. 英語音声についての疑問、質問(当日、できるだけお答えしたいと思います)
申込メールに指定されている返信用アドレス(Reply-To)に確認のメールを 返信します。 申込み後1週間以上返信メールが届かない場合は再度、 psj_f@yahoo.co.jp までお問い合わせ下さい。
内容:  英語の発音に自信をもつことは学習者にとって大きな目標の一つです。しかし、実際の授業や活動では発音指導や練習の時間を十分に確保することは非常に難しいのが現状です。限られた時間の中で的確な指導をするためには、学習者の発音の問題点を正確に判断し、苦手な音やポイントに重点をおいた指導が重要です。そのために不可欠なのが英語音声学の知識です。本セミナーでは英語音声学の基礎を紹介しますが、英語音声学に興味を持たれている、あるいは英語音声学の基礎知識を復習したいとお考えの先生方が、授業や個別の発音指導の際に応用でき、役立てることができるような内容にしたいと考えています。
 今回の英語音声学入門講座では前半は講義、後半は演習を予定しています。講義は英語の音声や発音に関する様々な疑問に答えるQ&A方式ですすめ、演習では実際に発音や聞き取りの練習をおこないます。

(英語音声・発音に関する疑問の例)

Q 発音記号は辞書によってなぜ違うのか?
Q 英語の綴り字は本当に不規則なのか?
Q 日本語の「あ」に対応する英語の母音を発音しわけるコツは?
Q 英語の歌を使うことは、なぜリズムの習得に役立つのか?
Q 動詞の語尾-edは非常に聞き取りにくいが、実際に発音されているのか?
Q アップルというよりもアポーと発音した方が英語らしいのはなぜか?

<スケジュール>
14:00- 講義(Part 1):母音と子音
15:00- 講義(Part 2):リズムとイントネーション
16:00- 演習 (2つのグループに分けて実施)
※途中休憩あり