1996-2000
1996 (於 東京都立大学)
日時 | 発表種別(講演・研究発表) | 会場 | 講演タイトル | 講演者 | 頁 | |
9/28 | PM | パネルディスカッションタイトル「音声学の教育の現状と問題点」、司会 水谷 修 | – | 教員養成と音声学 | 土岐 哲 | 1 |
次世代の音声研究者養成のために | 前川 喜久雄 | 5 | ||||
「実験音声学」教育の現状と問題点 | 今泉 敏 | 9 | ||||
コミュニケーション障害の臨床分野からの提案 | 小林 範子 | 13 | ||||
9/29 | AM | 研究発表 | A | 無声化に影響を与える要因について~九州地方の例 | 吉田 夏也 | 17 |
日本語アクセント祖体系の修正案 - 3拍語第5類の本土祖型を出発点として - | 松森 晶子 | 23 | ||||
PM | 神戸方言における複合名詞のアクセント型について | 藤原 多賀子 | 29 | |||
仙台市無型アクセント方言のイントネーションとフォーカス | 李 範錫 | 35 | ||||
方言アクセントにおける「分節末下降」について | 山口 幸洋 | 41 | ||||
AM | B | 終助詞「か」の文脈依存的意味解釈と音響特性 | 須藤 路子・岡田 光弘・西山祐司 | 47 | ||
聴覚障害者の音声の評価に与える各音声要素の影響力 | 河野 俊之 | 53 | ||||
PM | アクセント型の知識と聞き取り - 北京語を母語とする日本語教師における東京語アクセントの場合 - | 磯村 一弘 | 59 | |||
北京語を母語とする日本語初級学習者の文末上昇疑問文の習得度 - 合成音「食べない」の否定と勧誘の知覚弁別度から - | 福岡 昌子 | 65 | ||||
日本語長母音における拍数の聞き取りについて - 日本語話者と韓国語話者と英語話者の比較 - | 大室 香織・馬場 良二・宮園 博光・宇佐川 毅・頴川 裕一 | 71 | ||||
AM | C | 中国〓方言の[-l]韻尾について | 大嶋 広美 | 77 | ||
音声言語のリズム型についての心理言語学的考察 - 一つの仮説 - | 河野 守夫 | 83 | ||||
PM | 幼児期における複合名詞アクセント規則獲得 | 白勢 彩子・窪園 晴夫・桐谷 滋 | 89 | |||
音節構造と外来語の複合アクセント | 田中 真一 | 95 | ||||
日本語アクセント弱化とイントネーション | 窪薗 晴夫・松井 理直 | 101 |
1997 (於 関西外国語大学)
日時> | 発表種別(講演・研究発表) | 会場 | 講演タイトル | 講演者 | 頁 | |
9/20 | PM | 記念講演 | A | 聴覚研究における最近の課題 | 平原 達也 | 3 |
公開シンポジウム | 音節と節とリズム | 原口 庄輔 | 9 | |||
モーラ音節の普遍性 | 窪薗 晴夫 | 13 | ||||
事象関連電位を用いたモーラの脳内認知に関する実験研究 | 城生 伯太郎 | 19 | ||||
拍、音節、リズムの神経心理学的メカニズム | 河野 守夫 | 23 | ||||
9/21 | AM | 研究発表 | 紋白蝶と背赤後家蜘蛛のアクセント | 田中 真一・窪薗 晴夫 | 29 | |
都城方言音声の衰退の様相 | 松永 修一 | 35 | ||||
発話速度と促音の変化 | 藤本 雅子・皆川 泰代・白勢 彩子・桐谷 滋 | 41 | ||||
PM | 非母語の音韻対立の識別における音響的てがかりについて - 促音・非促音語の場合 - | 皆川 泰代・桐谷 滋 | 47 | |||
英国人学習者による日本語発話の特徴について | 長井 克己 | 53 | ||||
外国人日本語学習者の東京語アクセントの知覚データの統計的概観 | 西沼 行博・ミッシェル ピーテルマン | 59 | ||||
ストレスアクセント言語を母語とする話者のピッチアクセントの知覚 | 船津 誠也・井内 麻矢子 | 65 | ||||
AM | B | スペイン語の短い平叙文の発話における強勢の位置とFoの変化のタイミングの関係 | 木村 琢也 | 71 | ||
オンタリオ州およびブリティッシュコロンビア州在住の日系カナダ人2世の英語における -t,d 脱落 | 日比谷 潤子 | 77 | ||||
吃音者の声の特徴について | 氏平 明 | 83 | ||||
PM | アイヌの口琴ムックリの人の声を出す奏法について | 下村 五三夫 | 89 | |||
歌声における感情表現の音響学的検討 | 坂田 知子・今泉 敏・新美 成二 | 95 | ||||
幼児における特殊拍識別能力の発達 | 為川 雄二・白勢 彩子・浅川 佳代・林 安紀子・桐谷 滋 | 101 | ||||
母音無声化の発達的変化 | 今泉 敏・不破 希依子・志村 洋子・細井 裕司 | 107 |
1998 (於 中央大学)
日時 | 発表種別(講演・研究発表) | 会場 | 講演タイトル | 講演者 | 頁 | |
9/26 | PM | 特別講演 | – | 琉球語方言学と一般音声学 | 上村 幸雄 | |
シンポジウムタイトル「第二言語の音声習得過程」 | 英語教育の視点から | 神崎 和男 | ||||
日本語教育の視点から | 鮎沢 孝子 | |||||
音声知覚の視点から | 山田 玲子 | |||||
9/27 | AM | 研究発表 | Phonological Loop学説の再検討 | 河野 守夫 | 5 | |
A | "社会的出会い場面における間投詞の"使い分け" | 橋彌 和秀・小林 洋美 | 11 | |||
東京方言・大阪方言の音調と情緒~表現と認識の側面から~ | 渡辺 徹 | 17 | ||||
Vocal Fry発生機構の生理学的検討 | 岩本 容武 | 23 | ||||
PM | スタインベック『怒りの葡萄』の方言の音響分析 -二重母音について- | 森下 峯子・今石 元久 | 25 | |||
ニュージーランド英語における母音の比較分析 | 有本 純 | 31 | ||||
英語学習者の英語の母音の認識 | 東海林 康彦 | 37 | ||||
Voice Onset Time and Phonetic Distance | Timothy J. Riney・Naoyuki Takagi | 43 | ||||
Directional Asymmetry in Japanese Infants’ Discrimination of English /b/ and /v/ | 吉田 桂子 | 49 | ||||
口語英語における主語名詞句の統語・情報・韻律構造について | 熊谷 吉治 | 55 | ||||
AM | B | 中世日本語のサ行子音・追考 | 紙尾 康彦 | 61 | ||
沖縄北部辺野喜方言の音韻変化 | 新垣 公弥子 | 67 | ||||
アクセント変化の方向性 -首都県西部域高年層を中心として- | 田中 ゆかり | 73 | ||||
大阪市における複合名詞のアクセントについて -大阪・東京アクセント音声辞典 CD-ROMを用いて- | 村中 淑子 | 79 | ||||
PM | 東京方言と近畿方言における母音の無声化の比較 | 藤本 雅子・桐谷 滋 | 85 | |||
四次元ポケットと猫型ロボットのアクセント -促音がアクセントに及ぼす影響- | 田中 真一 | 91 | ||||
句頭のFO上昇とアクセント核によるFO下降との関係 | 籠宮 隆之 | 97 | ||||
日本語学習者による閉鎖子音の時間制御 -言語リズムの異なる母音話者の比較- | 皆川 泰代・桐谷 滋 | 103 | ||||
スペイン語のCV型音節の持続時間 | 木村 琢也 | 109 | ||||
中国語無気音の有声化 その母音環境および声調との関連 | 朱 春躍・杉藤 美代子 | 115 |
1999 (於 東北大学)
日時 | 発表種別(講演・研究発表) | 会場 | 講演タイトル | 講演者 | 頁 | |
9/25 | PM | 特別講演 | – | ホールの形と音 | 橘 秀樹 | 1 |
シンポジウム「日本語音声の動態」 司会:加藤 正信 | 西日本における方言音声の実態から | 久野 眞 | 7 | |||
東日本における方言音声の動態 | 大橋 純一 | 13 | ||||
日本語音声の動態-英語との接点- | 斎藤 弘子 | 19 | ||||
日本語音声の動態-放送現場からの考察- | 柴田 実 | 23 | ||||
9/26 | AM | 研究発表 | A | ドイツ語の心態詞(Discourse Modal Particles)"doch"に見られる韻律的特徴について | 生駒 美喜・川森 雅仁 | 29 |
トルコ語における音節数の増加とピッチパターンの変動差 | 福盛 貴弘 | 35 | ||||
デンマーク語複合語のアクセントについて | 三松 国宏 | 41 | ||||
英語文の曖昧性とイントネーションパタン | 市崎 一章 | 47 | ||||
視覚的な非言語情報の提示による韻律の知覚識別効果について | 福岡 昌子 | 53 | ||||
英単語ペアの音韻・意味アクセスに与える同音異義語・類義語の影響:継時提示による検討 | 門田 修平 | 59 | ||||
PM | 複合名詞アクセント規則獲得過程におけるペナルティメット・フットの関与 | 白勢 彩子・桐谷 滋・窪薗 晴夫 | 65 | |||
日本語における潜在モーラの自立度に関する音声学的研究 | チェ・ヒョンチョル | 71 | ||||
心内辞書における音節とモーラの認識 | 大竹 孝司・米山 聖子 | 77 | ||||
Cross-linguistic comparison of speech rhythm using a speech cycling task | 田嶋 圭一・B.A.Zawaydeh・北原 真冬・R.F.Port | 83 | ||||
事象関連電位による日本語のモーラ認知に関する一考察 | 島田 武 | 89 | ||||
乳児における語のリズム構造の知覚 | 林 安紀子・馬場 れい子 | 95 | ||||
AM | B | ささやき母音の分析と合成 | 粕谷 英樹・松田 勝敬 | 101 | ||
パラ言語情報の調音運動への影響 | 前川 喜久雄・籠宮 隆之・誉田 雅彰・鏑木 時彦・岡留 剛 | 107 | ||||
アメリカ英語/ /における継時的音響特徴と調音との関係 | 吐師 道子・本多 清志・J.R.Westbury | 113 | ||||
声質表現語の抽出 | 木戸 博・粕谷 英樹 | 119 | ||||
声によるピッチ・マッチング-人の声、ピアノ音、純音の場合- | 小西知子・新美 成二 | 125 | ||||
PM | 長母音短縮現象と語中位置および発話速度との関係に関する考察 | 助川 泰彦・小河原 義朗 | 131 | |||
オノマトペにおける二重有声化と単独/p/の回避 | 那須 昭夫 | 137 | ||||
講義の発話におけるフィラーの分布 | 渡辺 美知子 | 143 | ||||
日本語の発話末におけるF0下降のアライメントについて | 新谷 敬人・高澤 美由紀 | 149 | ||||
音声ピッチ解析によるケセン語音調体系の解明 | 山浦 玄嗣 | 155 | ||||
鹿児島方言話者の談話にみる江戸幕末期の音声 | 中村 萬里 | 161 | ||||
AM | C | スペイン語と日本語における音節末鼻音の比較 | 高澤 美由紀 | 167 | ||
朝鮮語話者の日本語閉鎖音のVOTについて | 野澤 健・佐々木 緑・片山 真理・石原 嘉人 | 173 | ||||
中国人日本語学習者の有声・無声破裂音の弁別能力について | 山本 富美子 | 179 | ||||
シンガポール大学の学習者による日本語の音節長変化に対する自然性の評価 | 井内 麻矢子 | 185 | ||||
ドイツ語の語アクセントの習得に関する一考察 | 星井 牧子 | 191 | ||||
PM | アメリカ人日本語学習者の日本語アクセント知覚 | 船津 誠也・桐谷 滋 | 197 | |||
日本人学習者のフランス語鼻母音間聞き分け | 竹内 京子 | 203 | ||||
音声認識技術を利用した英単語発音上の癖推定とそれに基づく韻律的評定 | 峯松 信明・藤澤 友紀子・中川 聖一 | 209 | ||||
母語・非母語調音の干渉-パラトグラフと多次元尺度構成法による解析- | 為川 雄二・今泉 敏・御共 理恵・出口 利定・中原 寛子・伊藤 秀美 | 215 | ||||
パラトグラム応用による各種舌切除患者のための舌接触口蓋床 | 伊藤 秀美・山崎 光利・中原 寛子 | 221 | ||||
Vocal Fry発声生成機構の筋電図学的検討 | 岩本 容武・新美 成二 | 227 |
2000 (於 麗澤大学)
日時 | 発表種別(講演・研究発表) | 会場 | 講演タイトル | 講演者 | 頁 | |
9/30 | PM | シンポジウムタイトル「世界の声調・アクセント言語」、司会 梶 茂樹 | A | 「世界の声調・アクセント言語」 | 梶 茂樹 | 3 |
「韓国語のアクセント」 | 福井 玲 | 7 | ||||
「中国語の声調とアクセント」 | 岩田 礼 | 13 | ||||
「ハイダ語(北米インディアン諸語)の声調」 | 堀 博文 | 17 | ||||
「バンツー諸語の声調」 | 梶 茂樹 | 21 | ||||
10/1 | AM | 研究発表 | 喉頭調節における喉頭上下動の役割 | 本多 清志 ・ 正木 信夫 | 31 | |
喉歌(フーミー、フーメイ)の発声における喉頭調節 | 近藤 和正 ・ 小西 知子 ・ 榊原 健一 ・ 村野 恵美 ・ 他 | 37 | ||||
ささやき声のアクセントに関与する成分に関する一考察 | 大山 玄 | 43 | ||||
LPC残差信号による子音認識と音素配列 | 小松 雅彦 ・ 新谷 敬人 ・ 高澤 美由紀 ・ 荒井 隆行 | 49 | ||||
声質表現語の音響関連量に関する考察 | 箕輪 有希子 ・ 木戸 博 ・ 粕谷 英樹 | 55 | ||||
PM | Perception of modified Intonation contours across languages | Veronica Makarova | 61 | |||
外国語音声弁別における刺激順序効果について-日本人幼児、児童、成人による米語接近音知覚弁別トレーニングにおける刺激順序効果に関する一考察 | 対馬 輝昭 | 67 | ||||
語の正書法・音韻の処理と文の意味理解との関係-外国語としての英語における実証的研究 | 吉田 晴世 ・ 野呂 忠司 ・ 門田 修平 ・ 吉田 信介 ・ 倉本 充子 ・ 松村 優子 | 73 | ||||
NHK「ふるさとのことば」事業資料保存と公開 | 柴田 実 | 79 | ||||
モノローグを対象とした自発音声コーパス-その設計について | 前川 喜久雄 ・ 籠宮 隆之 ・ 小磯 花絵 ・ 菊池 英明 ・ 小椋 秀樹 | 85 | ||||
データベースによる方言アクセント地図(言語地図)化の試み-徳島県アクセント地図を一例として | 岸江 信介 ・ 石田 祐子 | 91 | ||||
AM | B | 乳児の養育環境にある方言音声に対する選好反応の検討 | 麦谷 綾子 ・ 林 安紀子 ・ 桐谷 滋 | 97 | ||
幼児の音節とモーラの認識-3音節4モーラ語の場合 | 大竹 孝司 | 103 | ||||
特殊モーラの音響的ならびに知覚的特性 | 粕谷 英樹 ・ 加藤 正樹 | 109 | ||||
日本語ピッチアクセントの認知特性 | 林 良子 ・ 今泉 敏 ・ 新美 成二 ・ 上野 照剛 ・ 森浩一 ・ 桐谷 滋 | 115 | ||||
A phonetic study of sound symbolism: an experiment on birdcalls and their linguistic representations | 増田 桂子 | 121 | ||||
PM | 日本語のアクセントとイントネーションの特徴-東京および大阪の比較 | 杉藤 美代子 | 127 | |||
日本語における母音長の中和について | 氏平 明 ・ 窪薗 晴夫 | 133 | ||||
日本語名詞の英語発音の観察 | 東海林 康彦 | 139 | ||||
アクセントの Final Lengthening への影響 | 森 庸子 | 141 | ||||
付属語アクセントの実態資料からみた日本語アクセントの構造に関する試論 | 田中 宣廣 | 147 | ||||
日本歌謡曲におけるリズムの変遷 | 田中 真一 | 153 | ||||
AM | C | 日本人学習者のフランス語鼻母音間聞き分け-学習歴による知覚の推移 | 竹内 京子 ・ 今泉 敏 ・ 桐谷 滋 ・ 松野 和彦 | 159 | ||
語アクセントの知覚における母語の影響について-日本語、ドイツ語、スペイン語話者間の比較 | 正木 晶子 ・ 高澤 美由紀 ・ 荒井 隆行 | 165 | ||||
日本語のリズムと韓国人日本語学習者の日本語のリズム | 李 敬淑 | 171 | ||||
アクセント習得の縦断研究-3年半の調査結果 | 鮎澤 孝子 ・ 西沼 行博 ・ 河津 基 | 177 | ||||
日本語話者による英語の音節区分 | 石川 圭一 | 183 | ||||
PM | 日本語話者の英語母音の Perceptual Assimilation と英語母音の識別の難易度について | 野澤 健 | 189 | |||
Phonetic analysis of vowel epenthesis In native Japanese speakers’ production of English words | 田嶋 圭一 ・ Donna Erickson ・ 長尾 恭子 | 195 | ||||
韓国語の重複閉鎖音について | 堀籠 未央 | 201 | ||||
語順倒置による英語の継続時間変化 | 市崎 一章 | 207 | ||||
A comparison of Identification of American English vowels by native speakers of Japanese and English | Stephen Lambacher ・ William Martens ・ Garry Molholt | 213 | ||||
英語のアクセント体系における中間段階の扱いについて | 牧野 武彦 | 219 |