今回は、日本語方言音声に関する講演会と、音声学という分野を紹介する解説を企画しました。専門の方々にも、一般、大学生、高校生の方々にも楽しんでいただける内容となっております。どうぞ奮ってご参加ください。
日時: | 2014年11月22日(土) 13:30~17:00 |
会場: |
神戸大学国際文化学部(鶴甲第1キャンパス)B101教室 http://www.kobe-u.ac.jp/guid/access/rokko/turukabuto-dai1.html (地図中62番の建物) |
主催: | 日本音声学会 (音声学普及委員会) |
参加費: | 無料 |
定員: |
80名
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申込み方法: |
以下のようにメールにて申し受けます。
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プログラム: |
13:00 –
受付開始
13:30 – 14:15
「『音声学』とはどんな学問か?」
14:30-17:00
・一般言語学と音声学(田中真一:神戸大学文学部) ・ 外国語学と音声学(朱春躍:神戸大学国際コミュニケーションセンター) ・ 情報工学・医学と音声学(林良子:神戸大学国際文化学部) (講演会終了後に質問等受け付けます)
日本語方言音声入門:
「方言のおどろくべき発音ー琉球をふくむ西日本における」 講師:久野眞先生(高知大学名誉教授) (16:30~質疑応答、17:00閉会) |
講演概要: | 日本語を話す人のほとんどは方言を話しています。ことばは常に変化し続けています。その状態を調べて、日本語全体がどこへ行こうとしているのかということを考えるといろいろなことが見えてきて興味が尽きません。北海道から沖縄まで 各地でさまざまなことばが話されていますが、たとえそれがどんなに分かりにく い方言でもすべて日本語です。方言研究は日本語研究そのものだと言えます。本講演では西日本方言の多様性を中心に、お話をすすめていきます。関西のアクセントと東京式アクセントの関係にもふれます。 |
講師紹介: |
久野眞(高知大学名誉教授)
国際基督教大学卒業後、イスラエル留学を経て日本語方言学を学ぶため故平山輝男(東京都立大学名誉教授)に師事。岐阜聖徳学園大学、サンパウロ大学、高知大学等で教鞭をとり、現在も日本や世 界中の方言音声の調査を続ける。主な研究テーマは、西日本、特に琉球、四国、九州方言音声の研究。著書に『現代日本語方言大辞典』(明治書院、共著)、『琉球宮古諸島方言基礎語彙の総合的研究』(桜楓社)など多数。沖縄文化協会賞受賞(1999)。
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世話人: |
林良子(神戸大学)
連絡先:
〒657-8501 神戸市灘区鶴甲1-2-1 神戸大学国際文化学部 FAX:078-803-7463 メール問合先:onseigakunyumon[at]gmail.com (※ 送信に際しては[at]を@に置き換えてください) |